実践講座DAY1－若者が魅力的に感じる職場とは：現状分析・課題分析手法を学ぶ
8月9日（金）、第1回目となる「次世代を活かす企業へ；働き続けたくなる組織づくりStepupプログラム 2024」実践講座第DAY1を開催しました。
今回の講座には、10社の企業の代表者や人事担当者、22名が参加し、【若者が魅力的に感じる職場とは】をテーマに、若者が魅力を感じる職場づくりや経営者の意識改革の必要性などを学びました。
【講義】
株式会社Funleash CEO兼代表取締役 志水静香氏が講師を務め、〝「若者が魅力的に感じる職場・若者を活かす職場」概論〟〝心理的安全性と管理職の意識改革から始まる風土醸成〟〝社内での組織開発（職場づくり）の進め方について〟〝自社の現状分析と課題の整理手法〟について講義いただき、グループ対話を通して理解を深めました。
現代の若者が職場に求めているものについてお話いただいたのち、若者が魅力的と感じる職場づくりのためには、経営者の意識改革が必要不可欠であると説明がありました。また、他社の事例を鵜呑みにするのではなく、自社としての方向性を熟考した上で、自分たちの会社なりの職場づくりをする必要があるという人事の原則をお話いただきました。
その後、経営手法の一つとして「人的資本経営」をご紹介いただきました。全員を戦力化する組織づくりをするために、個人のエンゲージメントを高めることの必要性とその効果を、事例を踏まえてご紹介いただきました。
参加者が仲間たちと共に試行錯誤しながら、他社の真似ではないオリジナルな魅力のある職場づくりをしてほしいと叱咤激励する志水氏の講義に心を動かされた参加者が多く、グループ対話が盛り上がり、有意義な対話が活発に行われました。
【全体対話】
講座のまとめとして、株式会社Pallet 代表取締役 羽山暁子氏がファシリテーターを務め、参加者から志水氏への質問タイムを設け、講義の内容についてより理解を深めました。
後半では、株式会社Pallet 代表取締役 羽山暁子氏が現状分析シートを紹介し、参加者が自社の課題分析に取り組むセルフワークを行いました。自社の課題を掘り下げて考え、本質的な課題を見つめ直そうとする前向きな参加者の姿が印象的でした。
参加者からは、今回の講座を通して、次の声が寄せられました。
・人事の本質に触れることができた。
・働きやすさと働きがいの違いがわかって良かった。
・魅力的な職場づくりのために、自分自身のアップデートが必要だという気づきを得た。
・自社の課題や強みについて考えるきっかけになった。
・社員がやりたいと思っていることに耳を傾けようと思った。
・他社との交流が有意義だった。
【講師】
株式会社Funleash CEO兼代表取締役 志水静香氏
【日時】
2024年8月9日（金）13：30～16：30
【場所】
あきた芸術劇場ミルハス 創作室１～３