“次世代を活かす企業へ:働き続けたくなる組織づくりStepupプログラム2024” ー実践講座DAY2ー

9月3日(火)、第2回目となる「次世代を活かす企業へ;働き続けたくなる組織づくりStepupプログラム 2024」実践講座第DAY2を開催しました。

今回の講座には、10社の企業の代表者や人事担当者、22名が参加し、【社員が成長できる職場とは:人材育成】をテーマに、社員の成長と活躍を促す職場環境について学びました。

【講義】
そしきのコーチ株式会社 代表取締役CEO 小松由氏が講師を務め、〝自社の強みを活かした取組みテーマの設定〟〝管理職として身に付けるべきコミュニケーション・マネジメント力〟〝エンゲージメントを高める重要性とその手法〟〝人事施策手法〟について講義を行いました。参加者たちは3つのグループに分かれ、豊富なグループワークやセルフワークを通じて理解を深めました。

第一部では、自社の強みや取り組み課題について、事前に提出した課題シートを元にグループワークに取り組みました。自社だけでなく、他社の課題についても意見交換しながら、「働きがいの定義」「若手人材の育成、リーダー育成、社員がどう感じているかがわからない」「年代ギャップ、ノウハウ伝承、組織で学習するにはどうしたらいいか」といった課題感を全体で共有しました。

小松由氏による講義
グループワークの成果を共有する参加者

第二部では心理的安全性と管理職のマネジメント力について学びました。心理的安全性が高く、キャリアの安全性をかなえる「夢を応援しあえるそしきづくり」について説明があり、心理的安全性の高い対話のロールプレイを行いました。参加者同士のロールプレイは和やかな雰囲気で行われ、部下等とのコミュニケーションについて改めて見直すきっかけになったという参加者たちの声が聞かれました。

ロールプレイの様子

第三部ではエンゲージメントを高める手法と事例手法について学びました。働きがいややりがいを高めるためのジョブクラフティングや、エンゲージメントを高めるための具体的な手法であるクイックサーベイについて紹介がありました。

参加者たちの対話

第四部では社内コミュニケーションを高めるための人事施策として、1on1やタニモクについて学びました。8月に行った本プログラムの若手社員向け研修会&交流会のアンケートで、若手社員の6割がマネジメントやコミュニケーションについてのニーズを抱えていたことが紹介され、参加者たちはメモを取りながら真剣なまなざしで講義に聞き入っていました。

最後にまとめとして、アクションプランの作成に取り組みました。それぞれの取組計画を作成した後、参加者間で共有を行いました。

計画作成と発表の様子

参加者たちは他社との意見交換を通じて自社の現状を客観的に振り返り、今後の具体的な取り組みに向けたヒントも得ることができ、充実した様子でした。

参加者からは、今回の講座を通して、次の声が寄せられました。

・他社と課題共有ができて良かった。
・考えや行動について参考になり、実践への意欲が高まった。
・内容的にすぐに実現できる部分も多かった。
・人材育成が課題だったので、非常に充実した講座だった。
・後輩からの相談が心理的安全性に関係することに気づけた。
・実際にやるべきことがイメージできた。
・各社の課題が共通していることを知り、有意義だった。
・自分自身の行動をロープレで振り返ることができた。
・計画を決めるきっかけになった。
・他企業の意見を知ることができて非常に良かった。
・新しい考え方を学び、4人で問題を共有できたのが良かった。
・小松先生の穏やかな雰囲気と素敵な笑顔で、安心して学べた。
・会社の課題が明確になり、共有できた。
・育成の具体的手法が参考になった。
・社員とのコミュニケーションの大切さを改めて考える時間となった。
・クイックサーベイやタニモクの導入を検討したい。

【講師】
そしきのコーチ株式会社 代表取締役CEO 小松由氏

【日時】
2024年9月3日(火)13:30~16:30

【場所】
にぎわい交流館AU 研修室1

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